モータードライバーとは、モーターをドライブする(駆動する)IC(集積回路)のことで、様々な種類のものがあります。

しかし、モータードライバーの制御に仕方は基本的にどれも同じです。

下図は、一般的なDCモーター用のモータードライバーの模式図です。

 

一般的なDCモーター用のモータードライバには、7本のピンがあります。

・モーターを制御(正転/逆転/ブレーキ/停止)するピン 2本
・モーターとつなぐピン 2本
・モーター用電源   1本
・モータードライバ用電源 1本
・GND(グランド) 1本

※GNDはモーター電源用とデジタル制御用で分かれているものもあります。その場合、ピンの数は8本(GNDが2本)になります。

モーターを制御する2本のピンに電圧をかける(H「ハイ」にするという)か、電圧をかけない(L「ロー」にするという)かの組み合わせでモーターの回転を制御します。

例)
2本のピンのH/Lとモーターの状態

2本のピンをH(電圧をかける)かL(電圧をかけない)にするかで、モーターの回転方向を制御できます。

>>> モータードライバーを使ってみよう!