高度な機能を持つコンピュータやセンサ、アクチュエータが入手できるようになった今、ロボットを作る人のモラルが問われます。

ロボットを作るとき、出来るかどうかに捕らわれて創るべきかどうかを忘れないよう、基本に立ち返り、ロボット三原則を思い出してもらえれば幸いです。

 

ロボット工学三原則

 

  1. 第一条
    ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
  2. 第二条
    ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
  3. 第三条
    ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

— 2058年の「ロボット工学ハンドブック」第56版

、『われはロボット』より[1]