ここでは、Arduino で文字列を表示する方法を紹介します。

パソコンと違い、Arduinoにはディスプレイがないので、シリアル通信を利用してパソコンへ文字列を送ります。

まず、Arduino とパソコンをUSBケーブルでつなぎ、Arduino IDE を起動します。Arduino IDE のインストール方法はこちらを参照してください。

Arduino IDE を起動したら、設定が以下のようになっていることを確認してください。シリアルポートの設定についてはこちら

準備が出来たら、以下のコードを入力してください。

/*--- 文字列表示 ---*/
void setup() {
 Serial.begin(9600); // 9600bpsでシリアルポートを開く
}

void loop() {
 Serial.println(“Hello world.”); // 文字列(Hello world.)を表示
 Serial.println(10, DEC);  // 数字の10を10進数で表示
 Serial.println(10, HEX);  // 数字の10を16進数で表示
 Serial.println(10, BIN);  // 数字の10を 2進数で表示
 Serial.println(0.123, 1); // 数字の0.123を小数第1位まで表示
 Serial.println(0.123, 2); // 数字の0.123を小数第2位まで表示
 Serial.println(0.123, 3); // 数字の0.123を小数第3位まで表示
 Serial.println(); // 1行開ける
 delay(1000); // 1秒待つ
}

コードを入力したらコンパイルしてArduinoに書き込みます。

書き込みが成功したら、シリアルモニタを起動します。

シリアルモニタに文字が表示されたでしょうか。

※シリアルモニタに表示が出ない場合や文字化けしている場合は、シリアルモニタウィンドウ右下のボーレート設定が9600になっていることを確認してみて下さい。